母 その3

あのバカ!あえて言おう、バカ野郎が!!クソオヤジ!!

父が病院を変えると看護士に言ったらしい。看護士が「こういう申し出がありましたが家族の同意がありますか」と自宅に電話。もちろんカミさんも同意してないから、急遽俺の携帯に確認の電話が来た。

話し合った翌日に、結論も出てないのに、しかも家族に報告もなく、母にも報告もなく退院の申し出だぁ?
どう考えてもおかしいだろ!!
(1) 家族が納得する
(2 )患者が納得する
(3) 先生に報告する
・・・こういう手順だろうが!!母も看護士に突然言われてびっくりしたそうだ。

今夜、先生と父と3人で話し合いすることが決定した。
たぶん母に余計な不安や心配が増えたであろうよ。どうすんだよ!どうなるんだよ!

| コメント (0) | トラックバック (2)

母 その2

前回の記事の影響か、「がんばって」というメールを何通か頂きました。ありがとうございます。
ただ・・・そのことで記事を書いたことを後悔した。俺は自分の不幸を自慢していたのかと。

まあ自分用のメモとして続きを書こうと思う。

入院開始して1週間経過。ほぼ毎日見舞いに行っているが、顔のむくみなどはひいたようだし、何よりも普通に会話しているから、「このまま退院できるんじゃない?」と考えてしまう。自分も何か麻痺してきたのか覚悟を決めたのか、先週の精神状態から落ち着いたようだ。

その後の診察の経過を父と共に聞く。
・胃の検査は終わったがガンは存在しなかった。しかしその検査の過程で食道に静脈瘤(?)というのが肥大化して、これも危険らしい。
(破れたら出血するのだが体内の器官なので出血が止められない)
・平均体温が38~39度で熱が下がらない。
・熱が下がらないのは肝硬変、腹水からの細菌感染が原因であるが抗生物質の点滴が効かない。
・血液中にアンモニアなどが大量に検出。これは肝臓の解毒機能が働いていないということ。
・現在の点滴は、抗生物質とアンモニアを下げる薬を使っている。
・患者の肝硬変はB型などのものではない。新種のウイルスか輸血が原因。
(母の場合は20年前の卵巣除去の手術時の輸血が怪しいらしい)
・熱を下げることによって次の段階の治療に行けるのだが、下がらないので治療できない。
・次の治療というのは、腹水の治療、そして大腸の検査。
・ガンが大腸であればまだ治療の余地はある。
・ガンがすい臓であれば治療不可能。余命3ヶ月。
・・・まあメモした内容はこんなところか。母の熱が下がらないことにはどうにもならないってこと。

帰りの車の中で父が調べたことを話してくれた。どうも健康手帳の記載によると、母は年に1回の健康診断を5年前から受けていないらしかった。正直あきれた。

その後、父から母をもっと大きな「I病院」へ移したほうがいいんじゃないかと相談を受けた。確かに「I病院」のほうが規模がでかいし最新鋭の機器もそろっているのであろう。どうも父が相談した友人に指摘されたらしい。今の病院から移すべきだと。
まあ決定権は父にあると思うので、最終判断は父に任せるとして・・・俺は反対した。
理由は、母が不安に思うだろうってことだ。母だって「I病院」のほうが大きいってことは知っている。だからそんな病院に移すことになったら、「重病なのか?」と絶対感じるはずだ。「病は気から」という言葉があるが、気力が切れてしまうんじゃないかと。母の性格からいって無理してまで生きようとはしないんじゃないかと。そりゃ今の病院から「紹介状を書くのでほかへ行ってくれ」って言われたら話は別だが。
カミさんに相談したら、カミさんも反対した。治療が進まない状態で他の病院へ移しても何も変わらない、今と同じことだと。
病院を変えるべきか変えないべきかというこの問題はまだ結論が出ない。

それよりも祖母が「わしには誰も本当のことを話してくれないんだな」と泣く始末。たしかに祖母には「肝臓の病気」としか説明してなかったわけだが、話を聞くうちに重病だと認識した模様。「今日は疲れたから明日また説明するよ」と言って納得させたけど・・・本当のこと言えるわけないじゃん。子供が親より先に死ぬかも知れないなんて。

| コメント (0) | トラックバック (6)

«母 その1